迷う修理

TOSHIBA dynabook・・・重症
バッテリーだと何事もなく起動できるが、ACアダプタだとすぐ電源が落ちる。
リフロー修理でもダメでした。

調べたらこの機種独特の不具合だと分かり、解決策も見つけました。
解決策はいくつかあるのですが、まずCPUの制御をドライバで規制する。
BIOSの変更でCPUを省電力で起動するように設定。
これで何とかACアダプタでも落ちなくなりました。
でも・・・これでは本当の修理ではないし、ただごまかしているだけ。
それにいつまでもつか分からないし・・・

ネットで調べたらこの機種独特のトラブルが山ほど出てきた。
行きついたところはブロードライザの交換。

リスクのある修理になる事は間違いない。
でも交換する自信は・・・ある
ただそこまでして修理しても、どうなんだろうと色々と考えてしまう。
持ち主に相談してみるけど、多分分かっていただけないと思う・・・
人間に例えるなら、早期発見のすい臓がんクラス
失敗したら死亡

本当に悩む

ノートPCのリフロー修理

AMDやNVIDIAのグラフィックチップは、一部製品により高熱で半田が浮いてしまい、電源は入るのですが起動できなくなるPCが多々あります。
ヒートガンで上から熱してあげれば修理出来る事があります。


フラックスを周りから入れ、他のチップに熱がいかないようにマスキングします。
15秒間で十分です。それ以上だとチップがゆがむ恐れがあります。

ヒートガンは400℃~600℃位の熱風が出ます。
使い方を誤ると非常に危険なので、ご使用には十分注意してください。